わたしの見えた景色




ま、私には関係ないけど…


彼の抗議を取ったのは
悪魔で自分のためになると思ったから
それ以上も以下もない



それ以前に彼の顔も私からしたら
他の人とたいして変わりがない

眉毛があって

目があって

鼻があって

口があって


みんながあるものでしょ?





「天城。お前いい度胸だな。
俺の抗議でヘッドホン外さない上に
居眠りか?」


「だからなんですか?」


「お前な〜…」

呆れたように彼は頭をかく


「この後抗議入ってんのか?」


「入ってませんけど」


次の抗議は1時間後


いつものように
どこかで時間を潰そう…


そんなことを考えてる私に
彼はこんなことを口にした


「じゃ、俺の手伝いよろしく!」