ー守sideー
入学式の日、やけに騒がしく人が集まる場所があった。
「きゃーー!!」
女子が黄色い声を上げ、男子も興味本意で目を向ける。
その群れの中から小柄な少年が2人見えた。
おそらく原因はあの2人だろう。
テレビで何度か見たことある気がする。
男のアイドルなんざに興味はねぇよ。
だが、あの2人からは人間の力ではない力、いわゆる魔力が感じられた。
そう、俺と同じ“守護霊術師”の魔力が…
ただ…一人は間違いなく男のだがもう一人から感じられる魔力が男のものではない、かと言って女と断言は出来ない。
ひとつ言えるのは底知れない何かが眠っている、そんな気がした。
入学式の日、やけに騒がしく人が集まる場所があった。
「きゃーー!!」
女子が黄色い声を上げ、男子も興味本意で目を向ける。
その群れの中から小柄な少年が2人見えた。
おそらく原因はあの2人だろう。
テレビで何度か見たことある気がする。
男のアイドルなんざに興味はねぇよ。
だが、あの2人からは人間の力ではない力、いわゆる魔力が感じられた。
そう、俺と同じ“守護霊術師”の魔力が…
ただ…一人は間違いなく男のだがもう一人から感じられる魔力が男のものではない、かと言って女と断言は出来ない。
ひとつ言えるのは底知れない何かが眠っている、そんな気がした。

