私は次の日から高野くんに猛アタックした


「高野くん、大好きだよ!」


「あっそ、俺は嫌いだから」


どんなに軽くあしらわれても私はめげなかった


「高野くん今日もかっこいいね!」


「だまれ」


でもひとつだけ引っかかることがある

あの日、初めて出会ったときは、こんなにも冷たくなかったのに


なんで?どうしてこんなに冷たいの?


しかも冷たいのは私に対してだけ


他の子にはキラキラした笑顔を向けている