時が経つのは早いもので、もう月曜日になっていた
ガラッと教室のドアを開けると、窓の外を眺める東条が目に入った
まだ宮原は来てないみたいだし…
ちょうど1人だから、話すのは今がチャンスか
「東条、おはよ」
俺の声に肩をビクッとあげて少し驚いた顔をして「おはよ」と呟く東条
あー、可愛い…
「あの、さ
今日の放課後、玄関に来てほしい」
俺はあえて玄関に呼び出した
東条が待ってくれていた、あの場所に
「え、あ、うん、わかった」
東条は優しく微笑んでくれた
よし、あとは放課後
絶対に待たせちゃいけない
絶対に謝って絶対に告白するんだ
_______
それからの片付けは全然気合が入んなくて、頭の中は東条でいっぱいだった
「おい飛我、なにまなんとこジロジロ見てんだよ」
あー、ウザいのに捕まった
俺は無視して席を立つ
今は昼休みで教室にはほとんど人がいない
「おい、無視かよ!
どこいくんだよ!」
「自販機」
俺は顔だけ後ろに向けて答える
「あ、待って!俺もいく!」
「ついてくんな」
俺はバカ元気な大志に呆れてため息をつく
「やだねーだ!
俺、リンゴジュースの気分!」
聞いてねぇよ…
このままだと絶対ついてきそうだから俺は仕方なく大志と自販機へ向かった


