「2名様どうぞ!」
はぁ……やっとか
クラスの奴に案内され、端のテーブルに腰掛ける
「なににすんの?」
「んー、パンケーキ!」
いつまで食う気だコイツ…
「おい、村尾」
俺はそばにいた村尾を呼び止め、「パンケーキとコーヒーな」と言った
ふと教室の壁にかかっていた時計を見ると16:38と表示されていた
はぁ!?
あと20分で終わっちまうじゃねぇか!
早くしやがれ!
「はいお待ちどー!
パンケーキと、コーヒーね」
「ん」
村尾からコーヒーを受け取り、ひとくちすする
美優はというと、一口パンケーキを頬張り「ん〜、おいひぃ〜!」と手で頬を抑えていた
はぁ…
そんなことやってねぇで早く食えよ…
カチ、カチと秒針が動くごとに俺はソワソワして早く東条のところに行きたいという衝動に駆られた
「ん〜、ごちそ〜さま!」
お、やっと終わったか!
「よし、じゃ俺は《みなさん、5時になりました。
これで文化祭は終了です。
この後は各自下校してください。
片付けは休み明けの月曜日にやります。
それでは、土日ゆっくり休んでください。
お疲れ様でした。
さようなら》
____________は?
時計を見ると17:01と表されていた
はぁ!?
もうこんな時間かよ!
おれはガタッと立ち上がり、人混みをかき分けて玄関へ向かった
__________けど
逆流する人の波にのまれて、思うように進めない
「あの、すみません、通ります」
ふと近くにあった時計をみると
17:12
待っててくれ、東条
頼む_________!!


