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「あ、東条さん!
看板、完成したら入り口に飾って!」
「はぁーい!」
クラスの女の子に言われ、私は看板と椅子を持って入り口に向かう
この看板はとてつもない時間と手間をかけて作ったもの。
だから、みんなに「可愛い!」とか「さすが愛花ちゃん」とか言われて、とても嬉しかったのを覚えている
私はウキウキしながら椅子へ登り、看板をかける
……あれ?
届かない………
うーっと背伸びをしてみてもあとちょっと足りない
よーし、こうなったらジャンプだ!
ヒョイっと飛ぶと、簡単に看板をかけることができた
けど…
ズルッ
へっ?
足が滑って椅子から落ちる
やば、落ちる……っ
落ちる…落ち…落ちて、ない?
痛く、ない?
「ってぇ……」
「ええぇ!?」
慌てて立ち上がると男の子が下敷きになっていた
「あ、え、あ、ぅ、あの……」


