俺はキライだけど。





放課後……



わたしは久しぶりに宮ちゃんと帰っています!


でも会話がない


なんでだろうね、親友なのに…



話題、話題……



あ、そうだ



「ねぇねぇ宮ちゃん」


「ん、なに?」


「あのさ…
高野くんのこと、どうすればいいと思う?」


「高野?高野がどうしたの?

どうすればいいってどういうこと?」


あ、言ってなかったっけ…



「高野くん、好きな人がいるみたいなんだ。


だからこの気持ちは伝えないほうがいいのかなって思って」



「はぁ!?
何言ってんの愛花!

んなの伝えてみなきゃ分かんないじゃない」


突然声を荒げた宮ちゃんに驚く


「でも…私、フられたら今度こそ立ち直れそうにない。
さすがに2回もフられたら、キツイし…


それでフられて、今の関係が壊れるのが怖いの。


でも、高野くんに彼女ができちゃったら悲しいの。


……どうすればいいと思う?」


私は涙目になりながら言う


宮ちゃんを見ると遠くを見るような目をしていた



「高野は、誰かのことをフッてもその人の事を絶対避けたりしない。
現に愛花だって今ちゃんと話せてるじゃない。


それに、今の関係が壊れるのが怖いなんてのは逃げてるだけ。
そんなに逃げてたら絶対に高野を振り向かすことなんてできないよ?


今の関係とか、気持ち伝えてみなきゃわかんないじゃん

もしかしたら今以上の関係になれるかもしれないんだよ?

高野に好きな人がいるからって自分の気持ちしまいこむ必要なんてないの。

わかった?」



「宮ちゃん……」


「わかったんなら文化祭の日、告白することね」


「こ、こくはくぅー!?」



「そ。
高野に彼女ができたら悲しいんでしょ?

だったら早く行動を起こさなきゃ、手遅れになるわよ?」



「そっ……か!
うん、ありがと、宮ちゃん!」



「いーえ。

私たち、親友なんだからこんなこと当たり前でしょ」



うぅ、宮ちゃん……



わたしは相当いい友達を持ったと思う