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「……か!まな……!愛花!」
ん……?
私は誰かが私を呼ぶ声で目覚めた
あれ…私結局あのまま寝ちゃったのか
「あ、愛花、起きた?」
そう言って顔を覗き込んできたのは
「っ、将也!?」
体操着姿の将也だった
「1時間も戻ってこないから心配して学校中走り回ったんだからね?」
そう言って意地悪く笑う将也の顔には確かに汗が浮かんでいた
「ごめん、なさい」
「まぁ、今回は許す!
ほら、戻るよ」
「あ、うん」
将也に手を引っ張られ慌てて立つ私
高野くんがいる教室に戻るのは億劫だけど、これ以上みんなに迷惑かけられないから重い足取りで教室へ向かった


