「え、ちょ、高野くん、何言って…」
「ってことだから、お前は諦めてくれる?」
鋭く渡瀬くんを睨む高野くん
何言ってんのよ〜!
「そっか、
ごめんね、東条さん。
あ、よかったら俺らのクラス見に来てね!」
「え、あ、うん!」
私の返事を聞くと渡瀬くんはそそくさと屋上を後にした
そして残ったのは私と高野くん
「はぁ…」
「何言ってくれてんのよ!」
「はぁ?何って…
お前と回りたかったから」
ドキッ…
少しムスッとした表情で見つめてくる高野くんにまた胸が高鳴った
なんでだろう…
もう好きじゃない、はずなのに
なんで心はこんなにも反応してしまうんだろう
「っ、だからって!」
「お前は…俺と回んの、嫌なわけ?」
「………嫌、じゃない。けど…」
何言ってんの私!
「けど?」
「高野くんは嫌いなやつと回って…楽しいの?」
私がそう言うと、高野くんは少し驚いた顔をして俯いた
やっぱ、嫌なんだよね
なんか自分でいっといて傷つく…


