俺はキライだけど。




「……どう?

踊れそう?」


みんな高野くんに夢中になっていて、ポカンと口を開けている



「なぁ…聞いてんの?」



「すごくいい!」


「めっちゃかっけー!」


「見惚れちゃった……!」




一拍遅れてみんなが騒ぎ出した



「あー…うっせー…」


とうの本人は耳に指をいれて顔を歪めていた


私はそんな高野くんにうるさくないように囁いた


「高野くんっ、カッコよかったよ!」



「っ!?」


すると高野くんはフイと顔を背けて黙ってしまった



なんか悪いこと言っちゃったかな…?