俺はキライだけど。





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ここはどこだろう……



どこまでも続く広い広いあおぞら


そしてその下に広がる草原


なぜかここには見覚えがあった




ユラッと人影が見えた


「誰?」


私はその人影に話しかける


「……東条 誠だ」



「東条、ま、こと?」



それって……



「お父さん!?」



「あぁ」




そういって振り返ったのはあの頃と全く変わらないお父さんだった



もう二度と会えないと思っていた、お父さんだった



「お父さん!」



私は草原をかき分けお父さんに飛びつく



「お父さん、お父さんっ」



「愛花…ごめんな、そばにいてやれなくて」



「ううん、だいじょぶだよ

私にはお母さんとかたいちゃんとか宮ちゃんとか……高野くんもいるもん」



「そうか…高校の生活は、楽しいか?」



「…っ、うん」



「そうか、それはよかった」


そう言って微笑む顔は忘れていない


笑うと右側にできるえくぼや、


笑うと細くなる目


全て、懐かしいお父さんの笑顔、そのままだった