俺はキライだけど。



じっと高野くんの横顔を見ていたら、
高野くんがふっと顔を上げてこっちを見た



「っ…」


そうすると必然的に目があってしまうわけで…


また心臓がドキドキとなり始めた


高野くんは一瞬驚いたように目を開いて、そっぽを向いてしまった



なんか、微妙な雰囲気



でも高野くんの隣はなんか居心地が良くて、このままでいいかも、何て思っている自分がいた



「よぉーし!
それじゃ、肝試しはじめるぞー!

ルールは簡単!
笹野公園の後ろにある神社に行って、一周回って帰ってくるってだけ!」



帰ってくるだけって…



私はそれだけでも十分辛い


「それと、ルートの折り返し地点に俺が立ってるから、俺からお札をもらってから帰ること!


とくに脅かし役とかいないから、安心しろよ!

それじゃ、1組目は五分後くらいに出発して!」



そう言い残し加藤くんは神社の中へ入っていった


よく怖くないよね…


尊敬しますよ…。