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10分くらい歩いてようやく河原についた
そこには私と宮ちゃん以外全員集まっていた
「おー、やっときた
遅いぞ〜!」
なんて将也に言われたけど、気にしない気にしない
「それじゃ、全員集まったことだし、花火大会はじめー!」
加藤くんの掛け声でみんないっせいに花火に火をつけ始めた
河原で花火ってダメなんじゃないの?って思ったけど、加藤くんとおじいちゃんが笹野町の町長だから特別にOKをもらったらしい
何気に凄い人なんだ、加藤くんって
なんて色々考えながらも花火に火をつける
「きれーい!」
パチパチと音を立てて光る花火に私たちは夢中だった


