周りを見渡してみると、高野くんは来てないみたいで 残念な気持ちと安心した気持ちが混ざっていた なんで、残念なんて思ってんの もう忘れなさいよ 私の中の悪魔がそう囁くけど 無理に忘れなくてもいいのよ 天使が優しい言葉をかけてくれるから私は甘えてしまう 強くならなきゃ… はぁ…と一つため息をつき、みんなの輪に混ざりに行った