俺はキライだけど。



ガラッ


っ……


教室に戻ると高野くんがいた


私は高野くんを見ないようにして席に行く


「……はよ」


え!?


席に着いたら高野くんが挨拶してきた


今まで高野くんから挨拶してくることなんてなかったのに


びっくりして高野くんを見るとその目はしっかり私をとらえていた


「お、はよ」



私が挨拶を返すと高野くんはふっと目をそらしてしまった


高野くんのことを考えないって決めたのに、心臓はバクバクと動き出す


だめだ


期待なんかしちゃ


お互い、嫌いなんだから