「もうっなんで話てくんなかったのよ!高野のこと!」
あ……
あの日は家に帰った後すぐに寝ちゃったから宮ちゃんには言ってない
「ご、ごめん」
「昨日のことは高橋とか村尾とかから聞いた
辛かったね、愛花…」
宮ちゃんが、泣いてる…
「宮ちゃん!泣かないで?
もう、高野くんのことは諦めるんだ
もう、好きじゃないの」
「…嘘。
あんなに高野くん高野くん言ってたのに、そんなにすぐ好きじゃなくなるわけないでしょ」
「…うん
でも、もうほんとにいいんだ!
これからは高野くんのことは考えないことにしたから」
「……そっかぁ。
愛花がそう言うなら、私はそっちを応援するよ」
「宮ちゃん…!ありがとぉ…」
「愛花まで泣かないの
ほら、もうチャイムなっちゃう!
戻ろ?」
「うんっ」
他人のことで泣けるって、やっぱり宮ちゃん優しいな
「宮ちゃん大好き!」
教室に戻る途中で私は宮ちゃんに抱きついた


