「こんなとこで何してんだよ
通行の邪魔なんだけど」
えっ、この声は…
私はガバッと顔を上げた
「た、高野くん!?」
「邪魔」
「あ、ごめんね!
高野くん大好き!」
「はぁ…意味わかんない」
高野くんはため息をついて男子更衣室へ入っていった
ふと思ったけど、私は体育館の隅っこに座ってた
男子更衣室に行く道は他にもあったはずなんだけどなぁ…
でも高野くんと話せたからどーでもいーや!
いつしか頭の痛みはは胸のキュンキュンに負けてどこかへ飛んでいってしまった
「よぉーし!今日も東条愛花、頑張るぞー!」
1人でオー!と手を突き上げて、私はシュート練習を再開した


