俺はキライだけど。



はぁ!?

俺があいつが好きだぁ?



「ありえねぇ!」



「ありえるんだなぁ、それが」


頭に手を回しこっちを見る大志



「じゃあなんでまなに対してドキッてしたんだ?モヤモヤしたんだ?」



「………」


分からない


なんでだ?



好き、だからなのか?



「ま、言い返せないってことは、そういうことだ。
誰かに取られないうちにどうにかするんだな」



俺……東条のことが好き、だったのか



「…おう」


「あ、あとまななら今この行列の1番後ろで一人ぼっちで歩いてっからな」


大志はそう言って集団に戻っていった



行列の、1番後ろ。


俺は流れに逆らって1番後ろを目指した