「ケーキだけじゃなくて洸が誕生日を迎えられたってこと喜んであげてね? 」

「はーい…」


少しいじけちゃったみたいだけど可愛い

私のいうことをちゃんと聞いてくれる

自慢の娘だな…


「ケーキ食べよっか」

「食べたいっ! 」

「ちょっと待ってねー…蒼もケーキいるでしょ? 」

「俺はいらね」

「…? わかった」


どうしたんだろう? 調子でも悪いのかな?


「ケーキ食べ終わったら歯磨きしてねんねだよ? 」

「うんっ」


私と恋蘭と洸とでケーキを食べ恋蘭は布団の中へ,洸は私の腕の中で寝た

洸を布団に寝かせ蒼のところに行った


「どうしたの? なんだか調子悪そうだけど」

「そんなことねぇよ」


蒼の顔を見れば調子が悪いのかどうなのかくらい私だってわかる

本当は辛いくせに強がっちゃって…


「私には強がらないでよ。強がっても調子悪いのバレバレだから,熱あるんでしょ? 」


おでこを触るとものすごく熱かった

熱出すようなことしたの?