「……」 言った後にハッとした 自由をちょうだいなんて何を言ってしまったんだろう。 言ったあとから後悔した。 自分が選んだ道なのに 「…ごめん」 「そうかよ、だったら勝手にしろ!」 怒った蒼は寝室へ消えていった。 本当は疲れてるはずなのに私の事を待ってくれてたのに……蒼を怒らせちゃった。 あんなに優しい蒼がここまで怒ったの初めて見た。 私は何をやっているんだろう… 「ごめんなさい…ごめんなさい…」 今さら謝ったって無駄なのにひたすら謝ることしかできなかった。 そして涙を流し続けた