「「おかえりー‼︎ 」」


恋蘭と2人で蒼の元に走って行った

恋蘭は足が速くてすばしっこくて…

いつも蒼が帰ると恋蘭とどっちが速いか競争する。


「ただいま…未來、もう諦めろよ」

「やだっ! 私の蒼だもんっ‼︎ 」

「ちがうよ! パパは恋蘭のだもんっ‼︎ 」


プゥとほっぺを膨らました恋蘭は蒼の足を掴む。

蒼の顔を見ると父親の顔をしていて…


「パパはママの旦那さんなの! だからママのなのっ! 」

「ちがう〜‼︎ 」

「もういい加減やめろよな」


さすがの蒼も呆れ顔だ


「パパはママより恋蘭が好きだもんね? 」


恋蘭! 何てこと言うの…‼︎

でも…蒼はどっちを選ぶのかな?


「あぁ」

「やったぁ〜ママより恋蘭が好きだって〜」


口元に手を当て喜んでる恋蘭