健太の腕を触るとやっぱり痩せた気がした。
「まぁ、最近忙しくてな…」
「ねぇ,ママ。」
不安そうな顔で私を見上げる恋蘭に健太を紹介する。
「パパが帰って来れない時,恋蘭と一緒に走ってくれるの。ママのお友達だから大丈夫だよ」
「恋蘭ちゃん、よろしくね」
「うんっ」
動揺を隠しきれなかった恋蘭だったけど,健太の優しい雰囲気を感じ取ったのかその後はリラックスしていた。
「そろそろ時間だから奈未,恋蘭ちゃんと先生のところに行ってきな? 」
「うん! 恋蘭ちゃん行こう! 」
奈未ちゃんは恋蘭と手を繋いで幼稚園に入って行った。
私たちも自分たちで場所を見つけて座った。
それからすぐに幼稚園の運動会は始まった。


