「1人で入りたい」
「そんなのこっちが無理。俺は一緒に入りたい」
「私は1人でゆっくりお風呂に入りたいの! 」
「俺は未來と入りたい」
「嫌! 」
「…仕方ねーな」
「ちょっと降ろして! 」
私がいつまでも渋っていたから前みたいに蒼が私を肩に担いだ
「降ろしてやってもいいけど?」
本当にと目をキラキラさせて降ろしてくれるのを待っていると…
「キャー止めて! 降ろさなくていい! 」
蒼が私を落っことそうとしていたから叫んで蒼を止めた
「降ろしたら風呂一緒に入ってくんねーだろ?」
「だからってひどすぎ…」
「泣いても俺の考えは変わんねー」
「ちっ! …ちょっとは可哀想とか思ってくれるかなって考えた私が馬鹿だった」
そのままお風呂に連れて行かれた
「よーし、風呂入るぞ」
「…入んないもん」
「機嫌直せよ」
「嫌! 」
「こうなったら強引にでも入れてやる」
機嫌が悪い私に目もくれず服を脱がそうとしてきた
「わかった,わかった! …入るよ」
「俺先に入ってっから。今日はバスタオルなしな」
「……」
蒼のいうことなんて聞くもんか!
バスタオルなしで入るとか考えられないし


