「大丈夫だった?何年?超かわいい」
「??」
なに言ってんだろうこいついつも会ってるのに誰だっけはないでしょ!
ってなんか耳が軽いような…
床を見るとメガネの右のレンズにクッキリとヒビが入っていた。
あ…!うそさっきので割れてる…
「これ君のめがね?」
私は返事をせずうなずいた
「視力悪いの?」
また返事をせずうなずいた
「保健室行こうか?」
またまた返事をせずうなずいた
まぁ眼鏡割れたから保健室行ってもどうにもらならいけど少し擦りむいたから行くことにした
「せんせーめがね割れた」
「あんたはめがね持ってないでしょ!うんと…鳴野瀬さんねどうぞ入って」
「え…!鳴野瀬だったのか」
やっぱりめがねを外すといつもこの反応
「あんたそんな言い方ないでしょ!」
「別に関係ないだろ」
「あんたね…言葉を選びなさい!!」
「なんだよ…」
「もー小さいときから変わんないんだから証は…鳴野瀬さんさっき鳴野瀬さんの家に電話したらお兄さんがでたのもうすぐ来るってそれまでここにいると良いわ!証は鳴野瀬さんの靴取り行く!!!!」
「りょうかい!」


