「でもまさはもうより戻したいとは思わないよね。」
「うん」
「まだ好きでいてもいい?」
「知らない。俺が決めることじゃない。」
「そうだよね。じゃあ諦めないからね。」
「ああ。」
もう切らないといけないとは思ったけど、まさの声を聞いていたかった。
でもどんどん不機嫌になっていくのがわかったからから。ごめんねって言って電話を切った。
あんなに好き合ってたのに、こんなになってしまったんだと思って泣いた。
わたしを愛してくれていたときと今とのギャップに耐えられなくて泣いた。
きっと過去を忘れられないのは、過去と今を比べてしまうから。
過去のようにまさはもうわたしを愛していないんだよ。
もう愛してはくれないんだよ。
それがわかっていても受け止めきれないから、ずっと忘れられないんだろうね。
こんなことになるなら、たまに連絡とってたまにごはんに行くような友達のままでいた方がましだった。
近づけば近づくほどほどまさは離れて行った。
もうまさにとって、わたしは過去でしかない。
まさは今を生きてる。
彼女でもないわたしがまさの中に踏み込もうたってもう、迷惑でしかない。

