すると私の顔の横にあったてが殴る音とともに離れた。



目を開けると昨日と同じ光景。



良かった。



「これ以上花音に近づくな」



またすごく怖い顔な海翔。



また宮本先輩は舌打ちをしてどっかへどっかへ行ってしまった。




は、はぁー。



また座り込んだ。



海翔が寄ってきて抱き締めてくれた。



「バカかおまえは、会いにいってどうするんだよ」




別に会いにいってない。



「気づいたらここにいたの……」



海翔といると安心する。



「探すの大変だったんだからな」



「でもまた守ってくれた! 怖かったけど」



「遅くて悪かったな。 ごめんな」




本当優しいな



「ううん、ありがとう」