はぁー、なんてことに……



席にどかっと座り伏せた。




「前の文化祭から立ち直れたの!?」



あぁちいちゃん……




「そんな訳ないでしょー! あれは海翔が勝手に。」



ちいちゃんがニヤニヤしてきた。



なんか企んでるなちいちゃん。



「海翔ー? 何? 呼び捨てするまでの仲なのー?」




「え!? いやそう呼んでって海翔が」



まだニヤニヤしてるよ、ちいちゃん。



「何か言われた?」





何か?




「俺が守るとか?」



思い出すとよくくさい台詞言ってたなー。



でも本気で嬉しかった。




「ほーほー。」




どうしたんだ、ちいちゃん?