千佐said


私はある日いじめの現場を見た。



あれはなにがなんでもひどすぎた。



なんてやつだって思った。



私は助けた。



あんなのどう考えてもおかしい。



助けたやつは同じクラスでこの学校1の美少女だ。



かぐや姫だって私も思った。



それからは仲良くして今では親友だ。



そして今は。



海翔と花音がケンカしてしまっている。



まぁ海翔が原因だけどな。




「なぁ千佐」



「なんだよ」



今はできれば花音のところへ行きたい。



きっと屋上だろう。



今は花音の事を傷つけた海翔が許せない。



でも海翔はなにか決心したようにこっちを見た。



「あいつの…花音の文化祭であったことを教えろ」



あぁそういえばこいつは花音が好きだろうね。



きっと花音も好きだろうし。



はぁー、とだるそうにため息をした。




「ここでは話せない。 空き教室行こ。」