「飛翔を初めて見たのは、もちろん入学式 女子がすんごい騒いでて、気になって見にいったんだ 男子用制服を着ていたけどすぐに分かったよ。あの子は女の子なんだって 運動も出来て、勉強も出来て 全ての部門においても君は完璧だった そして体育祭で一緒にリレーすることになってさ、話す機会も増えると思った けど飛翔には、天宮さんが隣にいて、近づくことが出来なかった」 意味切なげに葛城くんは眉毛を垂らす スッと私との間を詰めて来て 私の頬に手を添えた そして 軽く私のおでこにキスしてきた