出雲side




俺が保健室に来たときにはまだ七原がいた



しかも飛翔の手元で寝ている




七原にとって飛翔は大切な存在だっていうのが分かった




俺は女装をやめて

飛翔の前に男の姿で現れた





飛翔にとってそれがどれだけの苦痛かは俺にはわからない


けど…このままじゃイヤだった





飛翔に対してどんな顔をしているのかわからない




頭の中では整理がつかない






フッとしたときに、飛翔から俺にキスをしてくれていた



大丈夫だから




その言葉は何回も聞いた

だからこそ安心出来た