「お疲れ様」
校門にいたのは葛城
「待ってたの?」
「オレも少し前に終わったからさ」
葛城くんは足を進めた
「スタメンなんだって?おめでとう」
葛城くんは振り向いてそう言った
「ありがとう
紗南にも連絡入れたらすぐに返信きてさ、おめでとうって」
「天宮は?」
「えっ?」
「天宮には連絡したの?」
「してない…」
出来るわけない…
「それでいいのか?」
「いいわけないよ!でも…
怖い…また同じこと繰り返すのは…」
ギュっ
「葛城…くん…?」
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