歌姫の君に恋をした。

「くっそ!!」

そういった柊人は男達を連れて屋上を出て行った。


「っ…」
「優!?」


優の意識が戻り杏奈は優に近づいた。


「凛…ちょー…?」
「……」
「騙してたのか…俺の事…」
「ちがっ!」
「でてけ…」
「ごめんね…美春行こう」
「うん」


杏奈は美春の手を引くと屋上から出た。


優が泣いていた。
私のせいだ。
わかってた、いつかこうなる事。
でもわかってほしい。
私の気持ちは本物だよ?
ねえ、優…なんで神様ってこんなに試練を沢山私達に送るんだろね…。


ピンポンパンポーン

《今から集会を始めます。全校生徒は至急体育館に来てください》


「あ…そうか…集会の事忘れてたや…」
「行こ?」
「美春…そうだね、行こ!」


そう言って杏奈と美春も体育館に向かった。