「そういうのが調子のってんの」
「だって事実じゃん?」
負けたくない。
負けて弱い奴だなんて思われたくない。愁のおかげで前の逃げるだけだった私はもういないんだから。

「なによ」
「そっちこそ」
「あんた4対1で勝てるとでも?」
「思ってるよ?愁のおかげで負ける気なんてしないから。」


―バシっ

早速一発目が飛んできた。
私も負けてられない。

そこから殴る力はないからお互いたたき合い。