「そんなわけないでしょ!?」

私は思いっきり愁の体を引き離してしまった。
「愁にはたくさん助けてもらったし、人を少し信じることもできて、感情を取り戻すこともできた。愁には感謝してもしきれないくらい感謝してる。そんな人嫌になるはずがないじゃない!」
「じゃあどうして?」