「俺お前の事ずっとスキだった。委員会だってわざとお前と重ねた。
でもお前はぜんっぜん俺の気持ちに気付いてくれなかった。」

「うん。」

「でも、前ここに来たとき、俺お前にぶつけただろ?全部。で、お前も俺にぶつけてくれた。
それからあいつが転校してきた。お前の顔あいつの言葉でお前らの関係把握した。お前が前言ってた奴だなーって。」




愁の目が真剣な表情で私を捉える。
その目がそらすなと叫んでいるようで私はその目からそらすことが出来ず、ただ固まっていた。