「私は、人を信じることが出来なかったし、信じたくなかった。
笑う事もなければ、泣くことなんてありえなかった。なのにあんたと出会えて笑うようになったし、今も泣いてる。『いじめてないだろうな?』って言葉がすごくうれしかった。
小学生の時は誰も助けてくれなかった…誰も信じてくれなかった…」
 
もういいって…そう言いながら愁の私を抱きしめる力が強くなる。