ーーーキーンコーンカーンコーン… 楽しく話していると、あっという間に下校時間になってしまった。 「全然勉強出来なかったな。」 荷物を鞄に入れながら優成君が言った。 「ほんとにね!次に皆で遊ぶ時が楽しみで盛り上がっちゃったー!」 ゆいがそう言って、 「そうだね、私も楽しみだな〜。」 私も同意する。 遥助君が優成君になにか話しかけながら楽しそうに前を歩いていく。 私たちもそれに続いた。