出会いはベタな図書室で



私だってお化けとかホラー映画とかすごく苦手だし、さっきもお化け屋敷に入れなくて遥助君に迷惑かけてしまった。


「いや、でも…。藤崎さんには見られたくなかった。」

遥助君が悔しそうに言う。


「でもさっき私もお化け屋敷入れなかったし。…それに、遥助君てあんまり苦手なところなさそうだったからレアなの見ちゃった!」


私は遥助君を励まそうと満面の笑みで言った。


「えぇ!?なんだよそれ…。」


私の笑顔につられたように遥助君も笑った。




気まずい雰囲気もなおって私たちは観覧車から降りた。