出会いはベタな図書室で


「そこで引くのがダメなんだよ!」

と大樹君は急に遥助君に文句をつけた。


「いや、藤崎さんも無理って言ってるし。」

遥助君が大樹君に焦ったように言うと、

「みか!やってあげろよ!」

私は大樹君にお願いされる。

「え、まぁ遥助君がいいならやるけど…。」



こういうシチュエーションは、憧れていた。遥助君がいいならやってみてもいいかな。



私が言うと遥助君は、

「えっ、待ってよ!本当にやんの?」

と顔を赤くしながら私に聞いてくる。



「うん。」

「えっ…じゃあ、お願いします。」

と、顔をさらに赤くして改まって答えた。