みんながとても乗り気だから言えなかったけど、私はお化けという類いのものが一番苦手だ。
見えないものの方が私は怖いと思っている。
今思い出しただけで体が震える。
「私、無理かもしれない…。」
とぐったりとしながらみんなに伝える。
「大丈夫?」
ゆいは私の背中をさすりながら言った。
「苦手?こういうの。」
と遥助君は心配そうに聞いてくる。
「うん…。」
「じゃあ、ゆいと大樹で行ってきな。俺藤咲さんと待ってるわ。」
「えっ…。悪いよ。」
「いや、藤咲さんいないと俺ぼっちだし。」
「じゃあ、みかは遥助に任せた!」
「おう。」
遥助君は返事をして、私を近くのベンチに座らせてくれた。

