出会いはベタな図書室で


みんながとても乗り気だから言えなかったけど、私はお化けという類いのものが一番苦手だ。

見えないものの方が私は怖いと思っている。

今思い出しただけで体が震える。

「私、無理かもしれない…。」

とぐったりとしながらみんなに伝える。

「大丈夫?」

ゆいは私の背中をさすりながら言った。

「苦手?こういうの。」

と遥助君は心配そうに聞いてくる。

「うん…。」

「じゃあ、ゆいと大樹で行ってきな。俺藤咲さんと待ってるわ。」

「えっ…。悪いよ。」

「いや、藤咲さんいないと俺ぼっちだし。」

「じゃあ、みかは遥助に任せた!」

「おう。」

遥助君は返事をして、私を近くのベンチに座らせてくれた。