出会いはベタな図書室で


ジェットコースターは四人一列だった。
奥から大樹君、ゆい、私、遥助君と座った。


ジェットコースターは出発してどんどん上がっていく。さっきまで平気だったのに、高くなっていくにつれて私は緊張してくる。

ついに一番上まで上がりきってジェットコースターは下り坂に到達した。

「キャー!」

周りからは悲鳴が聞こえる。

ジェットコースターは思ったよりも怖かった。


ジェットコースターが最初の位置に戻ってきた時、いつの間にか隣にいる遥助君の腕を掴んでしまっているのに気がついた。

「あっ、ごめんね。痛い?」

すぐさま私は遥助君の腕から手を離す。

どうやら強く掴んでしまったらしい。

「いやいや、全然!むしろドキドキだし!」

遥助君は掴まれた腕をさすりながら少し赤らんだ頬をしながら言う。