出会いはベタな図書室で



ゆいと大樹君はあいかわらずイチャイチャしている。

それが私と遥助君の間に気まずい空気を作っていた。

「…。」

「…。」

長い沈黙が続いた後、



「ふっ藤咲さんは絶叫系大丈夫なの?」

「うーん。乗れないわけではないけどちょっと怖さはあるね。」

「そうなんだ。」

遥助君は気を使って話を振ってくれた。


遥助君のそういうところが私は結構好きだ。




「いつもありがとう。盛り上げてくれて。」

「えっ?いや、普通だよ!うん。」

私が改まって言ったから、遥助君はちょっと困った感じで答えた。



遥助君は私たちが乗る番まで話を続けてくれた。