ゆいと大樹君はあいかわらずイチャイチャしている。
それが私と遥助君の間に気まずい空気を作っていた。
「…。」
「…。」
長い沈黙が続いた後、
「ふっ藤咲さんは絶叫系大丈夫なの?」
「うーん。乗れないわけではないけどちょっと怖さはあるね。」
「そうなんだ。」
遥助君は気を使って話を振ってくれた。
遥助君のそういうところが私は結構好きだ。
「いつもありがとう。盛り上げてくれて。」
「えっ?いや、普通だよ!うん。」
私が改まって言ったから、遥助君はちょっと困った感じで答えた。
遥助君は私たちが乗る番まで話を続けてくれた。

