出会いはベタな図書室で


「仲良いのな。」

と遥助君は私に言ってきた。

「だね。羨ましい。」

そう言いながら遥助君の方を向くとバツが悪そうな顔をしていた。





「あ、遥助!これ私の彼氏!」

とゆいが大樹君を遥助君に紹介した。

遥助君と大樹君は少し喋ってすぐに仲良くなり、私たちは駅に向かった。


電車に揺られながら、遊園地のある駅へと向かう。

ゆいと大樹君はさっきからずっと楽し気に話している。


「いいな…。」

と私は小さい声でぽつりと呟いた。

「な。俺もあんなことしてー!」

誰にも聞こえないように言ったのに聞こえてたんだ。

「そうだね。」

そんな事を話していると優成君のことが頭に浮かぶ。

私も優成君と仲良く話したいな。


そしてふと思う。

今ごろこの前言っていた用事を済ませているのだろうか。