出会いはベタな図書室で



「遥助君もかっこいいよ。」

「えっマジ?嬉しいわ。」

と遥助君は顔を赤くしてしゃがみこんだ。

「大丈夫?」

とからかうように私は遥助君に手を差し伸べながら言う。

遥助君は私の手を取り立ち上がった。





私と遥助君は時計台に寄りかかる。

「ゆいたち遅いね。」

「なー!彼氏と楽しんでんじゃね?」



遥助君は話が途切れないように盛り上げてくれる。







「おまたせー!ごめんね。」

やっとゆいたちがやって来た。

「もう!遅いよー。」

「だって大ちゃんが全然迎えにこなかったんだもん。」

「ちがうだろ!お前が寝坊したんだろ。」

「ばれた。」

ゆいたちは相変わらずラブラブだ。それがちょっと羨ましかったりする。