出会いはベタな図書室で




「ごめん!ぼーっとしてた…。もう一回教えてもらってもいい?」


「聞いてなかったのかよ。どっから?」


優成君は呆れたように、でもどこか優しく聞く。


「あっ、うん。問題4の(2)からかな。


「りょーかい。」

また私と優成君はノートに向かう。

今度はちゃんと聞こうと真剣にノートを見た。

優成君のわかりやすい説明を聞く。

「藤咲さん!」


今までゆいと古典をやっていた、遥助君が私をまた呼んだ。