ーーーーー ーーーーーーーー…… 放課後、ゆいと図書室に向かった。 「まさかここまで進展するとはね。」 ゆいが扉を開けながら言う。 図書室に入り、すぐに笹本君を見つけた。 「笹本君!」 私が呼ぶと、笹本君はこっちを見て少し笑った。 仲良くなったんだと実感して、嬉しく思いながら笹本君の前の席に座る。