出会いはベタな図書室で


そう言って断っているのに笹本君は

「ほら。」

と言ってしゃがんだ。

「えっ。」

「乗れよ。」

「えっ、でも怪我してるわけじゃないし歩けるよ。」

「怪我してんじゃん。」

「えっ!」

笹本君にそう言われ、私は怪我をしていることにようやく気づいた。



ーーーズキッ

今さらになって怪我しているところが痛くなる。