そう言って断っているのに笹本君は 「ほら。」 と言ってしゃがんだ。 「えっ。」 「乗れよ。」 「えっ、でも怪我してるわけじゃないし歩けるよ。」 「怪我してんじゃん。」 「えっ!」 笹本君にそう言われ、私は怪我をしていることにようやく気づいた。 ーーーズキッ 今さらになって怪我しているところが痛くなる。