出会いはベタな図書室で



目をおそるおそる開くと…


笹本君の整った顔が目の前にある。
笹本君は私の体を支えてくれていた。

「大丈夫か?」

「えっ!…あ、ありがとう!」

恥ずかしい!ドジなところ、笹本君に見られるなんて…


多分今、私は顔が真っ赤なんだろう。



「藤咲って、結構ドジなんだな。」

ふっと笑いながら笹本君が言った。

「……!!」

急いで笹本君から離れた。

図星なことを言われさらに顔が熱くなる。
笑われたけど、不覚にも胸がときめいてしまった。