ゆいは笹本君の席の前まで行き話しかけた。 「偉いね!勉強してるんだ。」 「まぁ、うん。」 「うちなんてテスト前以外じゃやんないよー。」 私はすかさずゆいの背中にまわる。 私も喋りたいな… ゆいは肘で私をつついて合図する。 「バ、バスケもうまいしね。」 「どうも」 勇気を出して言うと、笹本君は私の方を向き、いつもの顔で答えた。 私はそれだけで顔が熱くなる。