*翔平side**
俺は何気なくプログラムを見る。
同じブロックには竹田のいる学校名。
「俺今日ついてるかも…」
朝から目合ったり、同じブロックだったり。
(これで勝てれば嬉しんだけどな…)
もちろん勝ちに行きたい。
でもこうも強い学校がいると不安になる。
『高山先生。オーダーどうしましょうか。』
「そうですね。今日はこれでいってみますかね。」
『ダブルスはこの2人ですか?』
「はい。最初はダブルスはそこまで強くはないので、大丈夫でしょう。
2試合目の竹田と小浦ペアはかなり強くなっているので、
いつものペアで行こうと思ってます。」
『わかりました。提出してきます。』
「お願いします。」
『先生!』
「んー?」
『そろそろ移動ですけど、挨拶どうしますか?』
「あー、軽く話すわ。」
『わかりました。
…集合ーー!!』
「「はーい!」」
『気をつけー。ぉ願いしまーす!』
「「ぉ願いしまーす!!」」
「はい。じゃあ今日は今年初の試合ですが、オーダーはこれでいきます。
初戦はダブルスを変えて、シングルスを強い人で固める。
たぶん勝てると思うから大丈夫。練習だと思え。
二試合目は、○○中だ。お前らも知ってるとおり、かなり強い。
県レベルだけど、諦めたらそこで終わりだからな?
今日は気を引き締めて行こう!」
「「はい!!」」
「よし、じゃあ準備して下いくぞー」
こうして俺たちはアリーナに移動した。

